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1997年11月28日に打ち上げられた 熱帯降雨観測衛星(TRMM)には降水を宇宙空間から測定するPR,雷活動を測定する LIS, 雷雲からの放射を測定するTMI等,五つのセンサーが搭載され,南緯35度から北緯35度の雷嵐活動を測定しています。大阪大学雷研究グループは,上記の内LISの主研究者としてTRMMプロジェクトに参加,東南アジアの観測結果を中心に解析を進めており,エルニーニョ期の雷活動に興味ある傾向を見出しました。ここではその興味ある現象について紹介します。 日時:2005年9月24(土)14:10〜15:10 講師:工学研究科 河崎善一